母校の佐世保北高校がロケ地だと聞いたので観てきたよ。
もともとは、小玉ユキさん原作の漫画。
小玉さん自身も佐世保市の出身みたいだね。
『モテキ』の久保ミツロウさんも佐世保出身だし、意外と有名漫画家を輩出してんのよね。
舞台は1966年の佐世保。
佐世保東高校(実際は存在しない架空の高校)を舞台に繰り広げられるジャズ&恋愛の話。
佐世保の高校には「佐世保北高校」「佐世保西高校」「佐世保南高校」はあるんだけど、「佐世保東高校」はないのよ。
内容はネタバレ防止のために触れないけど、佐世保東高校のロケが本当に佐世保北高校を使ってた。
佐世保北高校ってかなりの坂を登った先にあるんだけど、劇中でも主人公(西見薫/知念侑李)が坂道に苦労してた。わかるわ笑。キツイよねあの坂。
あと、佐世保弁も役者さんがみんな上手く話してたね。
役者陣ではメインキャストの中川大志くんが良かったー‼️
長瀬智也に通じるスケールのデカさ。
絶対売れると思う。
いや、もう既に売れてるのか。。
諏訪部順一(ディーン・フジオカ)が東京で学生運動をやっているという設定なんだけど、佐世保北高校で学生運動といえば、『坂道のアポロン』の時代の3年後を描いた名作がある。
芥川賞作家・村上龍さんの『69』。
この小説は、佐世保北高校での実際の学生運動を描いた名作なんだけど(ていうか村上龍さんが実際に起こした事件がネタ)、併せて観るとあの当時の佐世保がよく分かる。
劇場版の主演は、妻夫木聡さん。
そういや、「妻夫木聡って佐世保弁が上手いなー」って当時思ったけど、あの人福岡の人だから上手くて当たり前なんだよね。
時系列でいうと、、、
『坂道のアポロン(1966年)』
↓
『69(1969年)』
だね。
『坂道のアポロン』はマジで良い映画だったんでオススメだよ。
で、『坂道のアポロン』を映画館で観た後にTSUTAYAに寄って『69』を借りて観るのがオススメ。
そしたら佐世保をコンプリートできますよ(笑)。
それにしても、、、
知念侑李くんが主演だからか、映画館は若い女の子だらけ。
おじさんは肩身が狭すぎて、一番通路側でお邪魔にならないようにして鑑賞しましたよ。
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